編集職員の募集を開始しました
編集職員の募集
当財団では下記の通り、編集職員を募集しています。
募集要項
◆業務内容
「日本国勢図会」「世界国勢図会」「データでみる県勢」「日本のすがた」等の統計データブックの編集業務
◆雇用形態
正社員 (期間の定め:無)
試用期間:有 通常3ヶ月
◆応募資格
大学卒・大学院卒またはそれと同等以上であること
編集業務未経験者歓迎
求める人材
・知的好奇心が旺盛で、アンテナを張り情報収集ができる方
・読者が理解しやすいよう、工夫をこらすサービス精神
・業務を正確にこなし、長時間の地味な作業をいとわない方
・文章構成の組み立て、文章表現をわかりやすく行える方
・エクセルで基本的な操作を行える方
・英語資料をある程度読むことができるレベルの英語力
◆勤務地
住所:東京都千代田区有楽町1-13-1 第一生命日比谷ファースト
最寄駅 JR山手線有楽町駅 徒歩4分
(転勤 無)
喫煙環境 敷地内原則禁煙(建物内に喫煙スペースあり)
◆配属先
編集室
現在の編集者は6名で、男性2名、女性4名
年代別では、20代2名、30代2名、50代1名、60代1名
◆就業時間
所定労働時間:7時間 休憩1時間
フレックスタイム制(コアタイム:11:00~15:00)
在宅勤務・リモートワーク可(現状、勤務日数の6割を上限として実施)
平均残業時間:15時間
残業手当:有
◆給与
モデル年収(27歳の場合)
・年収:360万円~
・月給:21万円~
・賞与:(約5ヶ月分)
※通勤手当:会社規定に基づき支給
◆制度・福利厚生
1休日・休暇
①年間120日(完全週休二日制、土曜 日曜 祝日)
②特別休暇3日、③年末年始4日、④有給休暇(年間20日)
2社会保険
健康保険:有、厚生年金:有、雇用保険:有、 労災保険:有
3その他制度
産前産後休業・育児休業:有(弊会規定による)
寮・社宅:無
4退職金
有
◆選考プロセス
12月初旬:1次面接(応募者多数の場合は、事前に書類選考を行います)
12月中旬:1次面接合格者に対して筆記試験
12月下旬:筆記試験合格者に対して最終面接
2024年末迄に1名の採用を決定
◆応募方法
【応募に必要な書類】※形式自由
・履歴書(顔写真付き)
・職務経歴書
・課題作文(400字程度で読者対象は高校生を想定、引用がある場合は出典名を別記)
(テーマ:物流の2024年問題、2024年夏のコメ不足、半導体と経済安全保障のうち1つ)
【応募先】
entry★yt-ms.jp ※★を@に変えてお送りください。
(2営業日以内に受付完了のメールをお送りしますが、届かない場合はフォームよりお問い合わせください)
【応募締切】
2024年11月25日(月)
編集長からのメッセージ
矢野恒太記念会では、編集職員1名の採用を目指しています。
編集職員は、1998年以降40代以下での退職者がおらず、安定して働くことができる職場です。
第一生命を創業した矢野恒太が、民間初の統計データブック「日本国勢図会」を刊行して、もうすぐ100年目を迎えます。矢野は、統計データに裏打ちされた客観的な情報こそが社会を考察する上で重要だと考えて、その普及を目指していました。私たち矢野恒太記念会の編集室一同は、その精神を受け継いで刊行を続けています。
“News is the first draft of history(ニュースは歴史の第一稿)”という言葉があります。私たちの仕事では、ニュースを扱う報道より長いスパンで物事を見ます。一方、教育現場で教えられるまで評価が固まったとは言えない事柄も多く扱っており、ニュースと歴史の間にある社会の移り変わりを俯瞰で観察しているようなところがあります。この仕事を長く続けていると、それが流れになって「歴史」になっていくさまを実感します。
弊会の刊行書籍は、基本的に一次資料から作成しており、手間がかかります。民間企業では収益性の確保が難しく、公益財団法人ならではの事業です。
働く私たちにとっては、個人ではあまり閲覧しない多様な一次資料を、業務として閲覧する機会に恵まれていると言えます。知的好奇心の旺盛な人には面白いと思える環境です。
私たちの刊行書籍は、教科書や参考書、入試問題といった教育現場で活用されるだけでなく、多くの人々に愛読されています。社会的意義を感じることも多く、仕事で社会に貢献したいと思っている方に合う業務だと思います。
この仕事はなかなか大変です。高い情報感度を持ち、社会に対する洞察を深めて、間違いの無い書籍を提供する必要があります。読者はおそらく、日本有数の鋭い視点を持った方々です。仕事の面白さは十分あると思っています。一緒に面白がって仕事をしてくれる方のご応募を、是非お待ちしています。
編集職員の声
編集 / トゥアー 英里奈ジュリエット
2023年入職
文章を書くことが好きだったことと、統計に携わることで世の中をもっと知りたいと思ったことがきっかけで、この仕事に就きました。
実際に仕事をしてみると、想像以上に多くの公的な統計や資料に触れることに驚きました。インターネットにさまざまな情報が溢れている現代だからこそ、統計データブックを通じて客観的な情報を世の中に伝えることの大切さを実感しています。
本の構成を考えたり、文章を書いたりといった、クリエイティブな業務もあります。どうすればもっと分かりやすくなるかな?読者の方はどんな情報を求めているかな?と、頭を悩ませる日々ですが、つくったものが形になり、書店に並ぶのは大きな喜びです。
編集 / 細谷 知広
2023年入職
私は、前職で化学分析を行う仕事をしていて、出版業界や編集職は未経験での入職でした。入職後はOJTで仕事を一から丁寧に教えていただき、入職から1年半が過ぎた現在では、表や図版の作成、文章の執筆や校正など、様々なことが出来るようになりました。先輩方には、業務上の質問だけでなく、プライベートの相談に乗ってもらうことも多々あり、風通しのいい職場だと思います。
現在は理系出身であるというバックグラウンドを活かして、工業の章を中心に編集業務を担当しています。はじめは表を作成することに必死で、データが数字の羅列に見えていました。しかし、業務を通じて少しずつ経験や知識が深まり、最近ではひとつひとつの数字が持つ意味が分かるようになってきて、だんだんとこの仕事の楽しさが分かるようになってきました。
同じ統計書籍といっても、書籍の種類によって求められる視点が変わるなど、大変な部分も多いですが、その分編集の仕事を通じて様々な学びや発見があり、やりがいを感じています。今後は、間違いのない表や文章を作成するだけでなく、自分たちの作っているものが、より良い書籍になるような提案が出来るようになりたいと思っています。
職場の風景
編集室
直近でリノベーションを行い、フリーアドレスになりました。作業がしやすい環境が整っています。
LOFFT(カフェテリア、ワークスペース)
社員食堂や売店などもあります。広々とした落ち着ける環境になっています。
オフィスの外観(第一生命本館ビル)
弊会は第一生命本館ビル内にあります。交通アクセスが良いほか、編集室のある6階からは皇居が見えます。
マッカーサールーム(第一生命本館ビル内・6階)
第一生命社長室として使われていたこの部屋は、日本の陸軍により接収され陸軍幹部の部屋となり、GHQ接収後マッカーサーの部屋となりました。内装や調度品は、マッカーサーが使用していた当時のままになっています。